宅配クリーニングってどこがいいのだろう?
宅配クリーニングって何が違うの?
便利だけど高いだけ?
使う前にいろいろと疑問を持つ方も多いと思います。
実は、街のクリーニングと宅配クリーニングでは大きな差があるんです。
ここではクリーニングの「品質重視」で比較検討した結果を紹介します。
特にダウンコートや高級コートなど来シーズンも着用したい大切な衣類のクリーニングを迷っている方はぜひ見てください。
目次
宅配クリーニングの総合比較ランキング
家事に忙しい主婦目線と、マックスマーラやモンクレールといった高級コートを販売してきたスタッフ目線で評価しています。
クリーニング 保管サービス比較 | リナビス | リネット | せんたく便 | 白洋舎 |
---|---|---|---|---|
価格/サービス | 12,870円 (10点パック) | 12,980円 (10点パック) | 13,178円 (10点パック) | ダウン 4,070円 |
1点あたりの価格 | 1,287円 | 1,298円 | 1,317円 | 4,070円 |
オプション | 汗抜き加工 550円 撥水加工 1,078円 | 上位サービス luxe 5着 14,080円 | 撥水加工 3,300円 | 2,100円 |
送料など | 送料無料 | 送料無料 | 送料無料 | 持込のみ |
仕上がり期間 | 5-20日程度 | 最短5日 | 最短5日 | 不明 |
保管期間 | 最大11か月 無料 | 最大8か月 無料 | 最大11ヶ月間 無料 | 4ヶ月 1,900円~ |
特徴 | 完全自然乾燥 高級ブランド 衣類の経験豊富 | 利便性高い メンバー制で 普段使いに最適 | 安心価格 1点あたりが安い | クリーニング 最大手 |
洗濯方法 | ドライ | ドライ | ドライ | ドライ |
URL |
高級品を預けるならリナビス
兵庫県で創業半世紀の老舗クリーニング店が始めた宅配サービスです。
熟練の職人と、きれいな水、きれいな空気で衣類を丁寧にクリーニングしてくれます。
そして、広大なクリーニング工場で、衣類に優しい「自然乾燥」をしてくれます。
そのクリーニングの品質の高さと価格の安さから全国からコートがたくさん預けられ、今では7割がコートのクリーニング。
おすすめのポイント
熟練の職人が丁寧に洗う
衣類にダメージを与えない自然乾燥
最大6カ月保管無料
シミ抜き、衣類の修繕無料
コートがが安い
リネット保管
宅配クリーニングの最大手の冬物向けサービスです。
クリーニングだけでなく、最大8ヶ月、ファッションブランドが利用する広大な保管設備で預かってくれます。
温度・湿度を維持し、外部からの光・埃や塵を遮断した環境で、来シーズンも着たい服が保管されるのです。
洗濯とクローゼットが一体となっているサービスです。
しみ抜き、毛玉とり無料
オプション加工が充実
集荷時間は9:00~21:00、コンビニなら24時間OK
東京の一部対象地域は早朝・夜間に1時間幅で指定可能
せんたく便
せんたく便の特徴はなんといっても価格の安さ。
保管サービスもかなり安く、クリーニング後最大11ヶ月間預かってもらえるサービスもあります。
価格重視の方にはおすすめです。
即日集荷可能!
最短5営業日でお届け(最大30日後の納品も可能)
無料シミ抜きサービス
配送料無料(一部地域を除く)
最大11カ月の長期保管サービス
宅配クリーニングと街のクリーニング違い
結論から言うと宅配クリーニングと街のクリーニングには大きな違いがあります。
それは預かる衣類が違います。
街のクリーニングはワイシャツなど日用衣類が中心
宅配クリーニングはコート類がなど重衣料が中心
このように違います。
価格も街のクリーニングは1着平均500円以下、宅配クリーニングは1着平均1000円以上です。
この差がクリーニング工程の差でもあるんです。
街のクリーニングの特徴
街のクリーニングは、ワイシャツや近隣の企業から預かる作業着などを主に預かります。
色や油汚れを落とすことがとてもうまく、ガンコな汚れもきれいに落ちます。
工場も、毎日持ち込まれるワイシャツなどの日用衣類をスピーディーに洗って乾かすことができる設備になっています。
価格はワイシャツが300円前後、高くても400円、安いと200円をきるお店もあります。
しかしコートなどの重衣料は安いところを探しても900円、ダウンだと1500円はかかります。
ブランド品だとさらに価格があがることも・・・。
コートの持ち込みは一人のお客様が年に2,3着くらいです。
ワイシャツに比べると圧倒的に数が少なく、重衣料に必要なダメージを与えないクリーニングの設備が整っていないため、高くなるのです。
宅配クリーニングの特徴
宅配クリーニングは反対に、コートやダウンコートなどの重衣料を中心に扱います。
宅配クリーニング業者の多くは、少し外れた田舎に広い工場と保管庫を構え、専門のようにコートを扱います。
広い工場ではダメージを与えない自然乾燥を行うことができて、ダウンコートなどの高級衣料には最適です。
自然乾燥は街のクリーニング店ではまず無理です。
しかしワイシャツなどの日用衣類は宅配クリーニングには不向きです。
リナビスのような専門性の高い宅配クリーニングはワイシャツなどは向きません。
どちらのクリーニング店を選ぶべきなのかはクリーニングに出す衣類次第です。
コート類は、リナビスのような宅配クリーニング。
ワイシャツなどは、街のクリーニング店か1着の価格が決まっている宅配クリーニングがおすすめです。
宅配クリーニングサイトのチェックポイント一覧
「宅配クリーニング業者のどこを比較していいかわからない・・・」。
そんな方は、こちらの8つのポイントを比較してください。
【比較ポイント1】料金設定
宅配クリーニングの料金は衣類一品一品でオーダーできるものから、パック料金の2つの価格設定があります。
例えば宅配クリーニング「リネット」は、ワイシャツ1枚290円やカーディガン1枚780円といった単品型のオーダーです。
街のクリーニング店と同じような仕組みで、「持ち込み」を「宅配」にしているだけです。
「リナビス」は5点パックや10点パックといった、まとめての注文で料金設定をしています。
【比較ポイント2】送料設定
中には往復送料を完全に無料としている宅配クリーニングもあります。
多くは、クリーニングに送る送料は別料金になっていることも多いです。
ただし往復送料が無料の宅配クリーニングであっても、北海道や離島などの一部地域では無料にならない。
【比較ポイント3】配送方法は?
クリーニング屋に直接出向かなくても良いのが、宅配クリーニングのメリットの1つです。
送り方も宅配クリーニングよっては異なるので注意しましょう。
【比較ポイント4】洗濯/乾燥方法
洗濯表示があるので、当然ですけどその表示に合わせた洗濯が各社で行われます。
ポイントは乾燥の工程です。
乾燥機による乾燥は、早く乾かせるのでいいのですが、回転などで衣類のダメージがあります。
ワイシャツなどの日用衣類やユニフォームなどは効率もよく安くできるので良いです。
しかし、高級コートやダウンコートには向きません。
ダウンコートは中の羽毛(わたげ)は、上手に乾かさないと風合いが戻らなかったりします。
ワイシャツなどは機械乾燥、コート・高級衣類は自然乾燥をしているクリーニングを選びましょう。
【比較ポイント5】オプション
宅配クリーニングには、基本サービスとオプションサービスが設定されています。
そのほか、高品質に仕上げてくれる特別なコースもあります。
汗抜き、撥水加工など
が別料金になっていることが多いです。
【比較ポイント6】保管サービス
ここで紹介している宅配クリーニングは保管サービスを完備しています。
ただ、預ける時期、返却の時期が違っていたりするので確認しておく必要があります。
基本的にはクリーニングと合わせて保管を行うため、宅配クリーニングで取り扱っていないものを保管してもらうことはできません。
冬物をたくさんクリーニングするならリナビス
普段使いの軽い衣料なら、リネットがおすすめです。
宅配クリーニングの利便性と、街のクリーニング店のコストパフォーマンスを実現しています。
もし、冬物のコートを中心にクリーニングにだすならば、リナビスがおすすめです。
コート類の取り扱いが7割近くになっている宅配クリーニングです。